2008年12月14日
◆非正規雇用ってどうやねん
非正規雇用について、連日のように
マスコミも報道してるし
政府も追加支援を行なうという。
社会問題としての観点は
あえてあたしが言うまでもない。
雇用支援の現場のひとりごとを
書いておきたいと思います。
(注:あくまでも個人の経験と主観)
非正規雇用と言われてる
派遣・契約・請負の若者を支援してきて
というか、行政の機関に相談に来る方は
どうしてもそういった若者が多い。
大きく分けて、二つの傾向がある。
①やむなくそういった仕事しか就けなかった若者
②あまり将来について深く考えず、
また、社会情勢にうとかった若者
①は、圧倒的に30歳前後の就職氷河期世代が多い。
かなーり高学歴なのに派遣、とか。
彼らが可哀想なのは、社会人のスタートを
派遣や契約やアルバイトといった雇用形態だった為に、
充分な(社会人としての)教育を受けていないこと、
スキルアップできる内容の仕事を与えて貰ってないこと。
つまり、成長するチャンスが無かったことだ。
(ただそれは、会社にもよるけど)
ルーチンワークばかりこなしていても、
いざ正社員を目指そうとした時に、
人材として欲しいと思える経歴がないのだ。
勤続10年いたところで実務経験が乏しい。
この厳しい世の中、やはり企業は即戦力を求めるので
そうでないのなら「やっぱり新卒がいい」となってしまう。
そこを政府は、やれ○○セミナーだの職業訓練だのというが
そんなものは所詮学校に毛の生えた程度であって、
職業経験とは違う。
しかし、①の方にも2つあって、
その中でも資格取得や必死の就職活動、
たえまぬ努力を何年も続けて(本当に大変な思いで)
晴れて希望通りの転職をする人もいれば
残念ながら、厳しい就活にあきらめてしまう人も多い。
そして、また派遣を繰り返してしまう。
日本社会は、リベンジする人間にとっても厳しい。
でも、それでも立ち向かっていかないと道は開けない。
1年以上かかって、やっと就職する若者もザラではない。
そんな苦労が、今のバブル入社組に出来るだろうか。
②は、女性が多い。
例えば・・35歳~派遣の仕事もなくなってきて、
どうしよう・・・と相談に来る方。
事務しかしたことがないので事務でないと嫌、
営業はできません、などなど・・・
資格欄もPC検定程度。。。。
また、行政で「事務補助」という仕事がある。
(今もあるのかな?)
行政事務自体が補助的な仕事であるのに、
更にその補助という・・・その仕事内容は?なものである。
1年更新のそういった補助的な仕事であちこち働き、
「契約満了」で相談にくる。
この「事務補助」なんていう仕事で、
未来ある若者を雇用してきた行政に一番、腹が立つ。
若者を雇うならスキルアップ出来るように育ててやって欲しいし、
そうでないなら、例えば高齢だとか、何らかの事情やハンディがあって
フルタイムで働くのが難しい方を雇うべきである。
どちらも、スキルアップする機会は充分にあったはず。
そう聞くと、「いつか結婚するかもしれないと思ってたから」
「ずっと契約があると思っていた」と無邪気におっしゃる。
女性はそこそこの年齢までは皆、腰掛けで働いて
いずれ「専業主婦」になれるという世相はあくまでも昭和だ。
もうそんな時代でない事に気がつかないほど、世間にうとい。
悪気はないのだろうが、もう少し
受身でなく、世の中の情勢にも関心を持ち、
柔軟な考え方をする必要がある。
そして、①②でもない人達もいる。
おくねえがもといた会社、
頭文字Rの人材系会社には大勢いる。
社員の大半は契約社員、その契約形態も様々だ。
時給で働く人、月給の人、インセンがつく人etc・・・。
給料は、多分一般的なものでいうと悪くはない。
契約社員といっても、恐ろしいくらいの高倍率で採用されるので
並みの正社員より優秀だったりする。
なのに、契約社員でみんなバリバリ働いている。
それは、何故か?
圧倒的に、「仕事にやりがいがあるから」だと思う。
契約社員でも希望すれば様々な仕事もさせて貰える。
3年もいれば、次はステップアップ転職、が王道である。
次に、「人材が豊富」だという点。
おくねえの実感値としては、学べる人が多いというか
優秀で、人間的にも付き合い易く常識ある人が多いので
人間関係に悩む事もなかった。
人の成長や人の力は、
こんなに大きな利益を会社にもたらすのか、と
あの会社で見せてもらった。
おくねえは、正社員になりたいと思った事はない。
素晴らしい会社にめぐり合うのは宝くじの確立やし、
またその会社がずっと安定できるのは更に難しい。
つまらない上司の下で一生を捧げるのもご免だ。
若者の場合は、非正規だろうと正社員だろうと、
「仕事を通して成長できるかどうか」
この視点を持って働く場を選ぶのが大事だと思う。
どこに行ってもやっていけるだけの能力が身につく。
職業能力さえあれば、不況もリストラも怖くない。
勿論、人にとっては事情は様々なので、
時には収入の確保や家庭の事情もある。
でも、「今、自分が何の為に何を選択するのか」
を認識した上で、自分で選ぶ事が大事だ。
そして何より・・・雇用側は若者という人材を
「人財」として育てることに取り組んで欲しい。
これからの日本を支えるのは、彼らなのだから。
マスコミも報道してるし
政府も追加支援を行なうという。
社会問題としての観点は
あえてあたしが言うまでもない。
雇用支援の現場のひとりごとを
書いておきたいと思います。
(注:あくまでも個人の経験と主観)
非正規雇用と言われてる
派遣・契約・請負の若者を支援してきて
というか、行政の機関に相談に来る方は
どうしてもそういった若者が多い。
大きく分けて、二つの傾向がある。
①やむなくそういった仕事しか就けなかった若者
②あまり将来について深く考えず、
また、社会情勢にうとかった若者
①は、圧倒的に30歳前後の就職氷河期世代が多い。
かなーり高学歴なのに派遣、とか。
彼らが可哀想なのは、社会人のスタートを
派遣や契約やアルバイトといった雇用形態だった為に、
充分な(社会人としての)教育を受けていないこと、
スキルアップできる内容の仕事を与えて貰ってないこと。
つまり、成長するチャンスが無かったことだ。
(ただそれは、会社にもよるけど)
ルーチンワークばかりこなしていても、
いざ正社員を目指そうとした時に、
人材として欲しいと思える経歴がないのだ。
勤続10年いたところで実務経験が乏しい。
この厳しい世の中、やはり企業は即戦力を求めるので
そうでないのなら「やっぱり新卒がいい」となってしまう。
そこを政府は、やれ○○セミナーだの職業訓練だのというが
そんなものは所詮学校に毛の生えた程度であって、
職業経験とは違う。
しかし、①の方にも2つあって、
その中でも資格取得や必死の就職活動、
たえまぬ努力を何年も続けて(本当に大変な思いで)
晴れて希望通りの転職をする人もいれば
残念ながら、厳しい就活にあきらめてしまう人も多い。
そして、また派遣を繰り返してしまう。
日本社会は、リベンジする人間にとっても厳しい。
でも、それでも立ち向かっていかないと道は開けない。
1年以上かかって、やっと就職する若者もザラではない。
そんな苦労が、今のバブル入社組に出来るだろうか。
②は、女性が多い。
例えば・・35歳~派遣の仕事もなくなってきて、
どうしよう・・・と相談に来る方。
事務しかしたことがないので事務でないと嫌、
営業はできません、などなど・・・
資格欄もPC検定程度。。。。
また、行政で「事務補助」という仕事がある。
(今もあるのかな?)
行政事務自体が補助的な仕事であるのに、
更にその補助という・・・その仕事内容は?なものである。
1年更新のそういった補助的な仕事であちこち働き、
「契約満了」で相談にくる。
この「事務補助」なんていう仕事で、
未来ある若者を雇用してきた行政に一番、腹が立つ。
若者を雇うならスキルアップ出来るように育ててやって欲しいし、
そうでないなら、例えば高齢だとか、何らかの事情やハンディがあって
フルタイムで働くのが難しい方を雇うべきである。
どちらも、スキルアップする機会は充分にあったはず。
そう聞くと、「いつか結婚するかもしれないと思ってたから」
「ずっと契約があると思っていた」と無邪気におっしゃる。
女性はそこそこの年齢までは皆、腰掛けで働いて
いずれ「専業主婦」になれるという世相はあくまでも昭和だ。
もうそんな時代でない事に気がつかないほど、世間にうとい。
悪気はないのだろうが、もう少し
受身でなく、世の中の情勢にも関心を持ち、
柔軟な考え方をする必要がある。
そして、①②でもない人達もいる。
おくねえがもといた会社、
頭文字Rの人材系会社には大勢いる。
社員の大半は契約社員、その契約形態も様々だ。
時給で働く人、月給の人、インセンがつく人etc・・・。
給料は、多分一般的なものでいうと悪くはない。
契約社員といっても、恐ろしいくらいの高倍率で採用されるので
並みの正社員より優秀だったりする。
なのに、契約社員でみんなバリバリ働いている。
それは、何故か?
圧倒的に、「仕事にやりがいがあるから」だと思う。
契約社員でも希望すれば様々な仕事もさせて貰える。
3年もいれば、次はステップアップ転職、が王道である。
次に、「人材が豊富」だという点。
おくねえの実感値としては、学べる人が多いというか
優秀で、人間的にも付き合い易く常識ある人が多いので
人間関係に悩む事もなかった。
人の成長や人の力は、
こんなに大きな利益を会社にもたらすのか、と
あの会社で見せてもらった。
おくねえは、正社員になりたいと思った事はない。
素晴らしい会社にめぐり合うのは宝くじの確立やし、
またその会社がずっと安定できるのは更に難しい。
つまらない上司の下で一生を捧げるのもご免だ。
若者の場合は、非正規だろうと正社員だろうと、
「仕事を通して成長できるかどうか」
この視点を持って働く場を選ぶのが大事だと思う。
どこに行ってもやっていけるだけの能力が身につく。
職業能力さえあれば、不況もリストラも怖くない。
勿論、人にとっては事情は様々なので、
時には収入の確保や家庭の事情もある。
でも、「今、自分が何の為に何を選択するのか」
を認識した上で、自分で選ぶ事が大事だ。
そして何より・・・雇用側は若者という人材を
「人財」として育てることに取り組んで欲しい。
これからの日本を支えるのは、彼らなのだから。
Posted by おくねえ at 08:55│Comments(2)
│(旧)キャリコンのひとりごと
この記事へのコメント
★こんにちは。
「しょーもなぁ~」 コメントになりそうですが・・・
ウチの会社では今年の春までは、大工はみんな社員大工でしたが、退社してもらい外注とさせて頂きました。
これは経営環境が厳しい事はモチロンですが、若い子も独り立ちできる『腕』を持つようになってきたためです。社員大工でいればどうしてもぬるま湯ちゅうか・・・甘くなります。
で、思い切って判断したのですが、結局これでお互いのために正解だったように思います。ただ、次の世代の大工をどうやって育てるかと言う問題は残りますが・・・。
トマトは栄養タップシの土壌で育てると水っぽくて美味しくありません。痩せ果てた荒地でシッカリと根を張って少ない養分を摂ると甘くて美味しいのができます。
よく言われることですが、会社も従業員も『やる気・根気・元気』が一番に必要なのではなかろうかと思います。
ほな
「しょーもなぁ~」 コメントになりそうですが・・・
ウチの会社では今年の春までは、大工はみんな社員大工でしたが、退社してもらい外注とさせて頂きました。
これは経営環境が厳しい事はモチロンですが、若い子も独り立ちできる『腕』を持つようになってきたためです。社員大工でいればどうしてもぬるま湯ちゅうか・・・甘くなります。
で、思い切って判断したのですが、結局これでお互いのために正解だったように思います。ただ、次の世代の大工をどうやって育てるかと言う問題は残りますが・・・。
トマトは栄養タップシの土壌で育てると水っぽくて美味しくありません。痩せ果てた荒地でシッカリと根を張って少ない養分を摂ると甘くて美味しいのができます。
よく言われることですが、会社も従業員も『やる気・根気・元気』が一番に必要なのではなかろうかと思います。
ほな
Posted by 水鏡サ at 2008年12月14日 12:18
>水鏡サさん
こんばんは。
コメント有難うございます。
携帯から返信書き込みしたら、また間違って
消してたようです・・・すみません。
おっしゃる通り、
要は働く側も雇う?側も
お互いがWin-Winで有意義な努力を出来る
働き方がいいですよね。
今の世の中は、逆な流れなような気がします・・。
こんばんは。
コメント有難うございます。
携帯から返信書き込みしたら、また間違って
消してたようです・・・すみません。
おっしゃる通り、
要は働く側も雇う?側も
お互いがWin-Winで有意義な努力を出来る
働き方がいいですよね。
今の世の中は、逆な流れなような気がします・・。
Posted by おくねえ at 2008年12月16日 00:56
※会員のみコメントを受け付けております、ログインが必要です。