2010年10月26日

◆格言が好き☆輪島大士

人生なんてご飯と一緒。

おいしい時もまずい時もあるんだからさ。



by 輪島大士(第54代横綱)



格言が好き☆輪島大士





輪島さんはこうも言う。


『「逆境」という言葉は好きじゃない。

みんなこういう時代に
踏ん張って生きているんだから、

「自分だけが苦しい。逆境だ。」

なんて思わずに、
自分を信じて仕事をすればいいんだよ。』




あたくしも、苦しいだとか不況だとか、
そういった言葉を使うと本当にそうなりそうで、
出来るだけそう思わないようにしている。

ピンチはチャンスというし、
悪い谷があってこそ、
いい波に向けて準備も出来ると考えている。




なので、最近のやたらと
「就職」特に大卒に関する
マイナス面ばかり誇張された報道は
若干の違和感を感じる。


現場サイドで言わせて頂くと・・・


確かに結果が出なくて気の毒な学生もいるが、
それは毎年のこと。
現に、何社も内定を獲得している学生も多く存在する。


ただ、今年というか最近違ってきていると思うのが、
内定がでる人とそうでない人の格差が
どんどん広がってきていることだ。
そして、出来ない子ほど、驚くくらいに精神が弱い。
数社受けてダメだったらすぐにあきらめてしまう。


人生、ダメな時もあればいい時もある。
でも子どもの頃から競争してきていないので、
その「ダメな時」が耐えられないのだ。


でもこれは、当事者だけの責任ではない。
こういった環境を作ってきた大人の責任。
これを見て見ぬふりをして、
若者に全て押し付けてはいけない。


これは、高校に行ってても思う。
高校の取り組み、姿勢も全然違えば、
生徒も、正直言って「同じ年代か?」
と目を疑うほど、格差がある。



最近、それがものすごく怖い。



ある調査会社の方とお話ししていた時、
ぜひ知りたくて個人的に聞いたのだが

今、幸せに暮らしている社会人の方が
どんな学校に行き、家庭生活を送っていたのか

色んな要素があるけど、
ひとことで言うと「厳しい環境」だそうだ。

礼儀作法に厳しい指導があるとか、
スポーツや学力、資格でもなんでもいいけど
厳しい指導がある学校、先生、部活などの活動全般、
そして親の姿勢。



大きくうなづけた。



社会に出たら、理不尽なことは多い。
我慢し、耐えて、涙をこらえることは少なくない。

そんな、耐える精神力を、
子どもや学生の時に経験している人が
社会に出てからも成功している人が多いらしい。
(全てではありませんが)



勿論、学校がすべてではなくて家庭が基本ではある。
大学生にもなって「マナー講座」で「誰にでも挨拶しましょう」
なんて学校がやってること自体、本当はおかしい。



皆、「そんなこと知ってる」という顔で聞いてるけど、
じゃあ実際出来てるのか?出来ていない。
出来ていないことにすら気が付いてない学生も多い。
指摘される機会もなければ怒られないから、
分からないのも無理はない。



子どものしつけや環境作り・・・


実は就職活動の合否に、
家庭は深く関わっている。


前向きに考えると、
家庭だからこそ出来ることが、沢山あるのです。




そういうあたくしも、実践は難しいと思う毎日。
でも今日からでも、出来ることをしたいですね。



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Posted by おくねえ at 10:02│Comments(0)☆格言がすき
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